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メロン

メロンの育て方

メロン(マクワウリ)の上手な育て方!メロンをプランターや菜園で栽培してみましょう。初心者でもメロンを植え付けから収穫まで上手に育てる方法を写真付きで分かりやすくレクチャーします。





メロンをプランターや畑で育てましょう!


メロン(マクワウリ)の育て方

メロンは表皮が滑らかなノーネット種と網目が入るネット種に大別されます。ノーネット種はマクワウリとも呼ばれていてネット種よりも栽培が簡単なため、家庭菜園では良く育てられています。

メロンの根は浅く張り支柱やネット栽培も出来るので、プランターでの栽培も出来る野菜です。

人工授粉や整枝など多少手間は掛かりますが、家庭で育てたメロンの味はお店で買うよりも格別に美味しいのでぜひチャレンジしてみましょう。








メロンの種まき・植え付け・収穫カレンダー


メロンの種植えは3月中旬~ 植え付けは4月下旬~ 収穫は6月中旬~
メロン栽培カレンダー




メロンを上手に育てるポイント!


  • 発芽適温は25~30℃。気温が低いと発芽しないので注意しましょう。
  • メロンは連作が出来ない野菜です。ウリ科の野菜の連作障害に注意。
  • 接ぎ木苗だと連作が出来ますが、4年以上は間を空ける方が望ましい。
  • 高温・強光・乾燥を好むので土壌の排水が良く日当たりの良い場所で育てましょう。
  • 雨に当たると病気になったり実付きが悪くなるので、雨の当たらない場所で育てましょう。
  • 日当たりの悪い場所や虫の飛来がない場所では人工授粉を行いましょう。
  • プランターで育てる時は支柱が倒れないようにしっかりと立てる。
  • 実成りを良くするために整枝を正しく行いましょう。




メロン栽培に適したプランターサイズと土作り


メロンの栽培に適したプランターサイズは?メロンを栽培するときのプランターサイズは大型タイプ(60㎝程度)以上のものを使用しましょう。プランターの代わりに大型の植木鉢でも育てられます。

メロンは1株ごとに1つの鉢で育てるようにしましょう。欲張って1つの鉢に苗をたくさん植えても収穫量が減るだけです。



メロン栽培に使う用土の種類は?メロンを育てる時は市販の野菜の土などを利用すると簡単です。
自分で作る時は

赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1
それに石灰を用土10ℓ当たり10gと化学肥料を用土10ℓ当たり10~30gを混ぜ合わせたものを利用します。

植え付けの2週間前には土作りを済ませておきましょう。
菜園でメロンを育てる時は植え付けの2週間前に、それぞれ1㎡あたり、苦土石灰を150g、堆肥を2kg、化成肥料(15:15:15)を100g施しておきます。

苗の植え付けの1週間前には、幅100cm、高さ10cmの畝を作ってマルチングをして地温を上げておきましょう。



用土の量プランターでメロンを育てる時の用土の量は、プランターの淵からウォータースペースを残して、鉢の8分目程度(淵から2~3㎝)にしておきます。




メロンの種の蒔き方(播種)


メロンの種植え(播種)の仕方種はトレーなどの容器に水を張って一晩水に浸けておくと綺麗に発芽が揃います。

種は9㎝ポリポットに2~3粒ほど指で押し込むようにして1㎝の深さで撒きその後は水を十分に与えてやりましょう。

メロンの発芽適温は25~30℃と高温で気温が低いと発芽しないので、種を植えた後は低温にならないように温度管理しやすい場所に置いておきましょう。種を植えてから2週間ほどで発芽します。

種植え(播種)は苗の植え付けから逆算して30~40日前に行いましょう。




メロンの良い苗の選び方


メロンの良い苗の選び方メロンは高温を好む野菜で種から育てる時は温度管理が必要です。初心者や少ない株数を育てる方はホームセンターなどで苗を購入することをおススメします。

植え付けに適した苗は本葉が4~5枚のもので葉の緑色が濃く茎の太いもの。虫などの被害を受けていないものが良い苗です。

初めて育てる方は、接ぎ木苗を利用すると上手に育てる事が出来るのでそちらを選ぶようにしましょう。




メロンの植え付け(定植)を行う


メロンの苗の植え付け方メロンは本葉が4~5枚になった頃が植え付けの適期です。室内で育てた時は1日外に出して植え付けの3時間前に十分に水を与えておきます。

メロンの植え付けは好天の日の気温と地温が十分に上がる時間帯を選んで行いましょう。

植え付ける時は根鉢より少し大きめの植え穴をあけて、子葉が埋まらない程度に浅植えにします。
植え付け時に植え傷みが起こると生育が悪くなるので、ポットから取り出す時は根鉢を壊さないように十分に注意して抜き取るようにします。



メロンを植える時(定植)のコツ畑でメロンを育てる時は弦が拡がっても良いように70~80㎝ほど株間を空けます。

プランターに植える時は1株につき1つのプランターに植えるのがベストです。

2株植えたい時は根が干渉して養分と水分を両者が取り合ってしまって生育不良になるので、株間は最低でも40㎝以上は確保しましょう。

地温を上げるためのポリマルチを利用する場合は、太陽熱を吸収して葉が焼けてしまうので黒色のものは使わないようにしましょう。苗は気温が十分に上がってから植えた方が上手く根付いてくれます。



メロンの苗の温度管理の仕方苗を植え付けた後はホットキャップを被せて保温すると初期の生育が良くなります。

畑で複数育てる場合はビニルトンネルでも構いません。その際は気温が高い日は裾をあけて換気をして温度が上がり過ぎないように注意しましょう。

暑い日が続くようになったら普段はビニールを捲っておいて、風の強い日や雨の強い日は閉めて日々の温度管理を確実に行います。




メロンの水やり頻度と与える量


水やりの回数と水やりのタイミングメロンの水やりですが、植え付け後にたっぷりと与えて、根が活着するまでの約1週間は毎日与え続けましょう。

メロンは多湿を嫌うため、根が活着した後の水やりは用土が乾いた時に行う程度で構いません。

収穫の10日ほど前からは水やりを控えて少し乾燥気味で育てましょう。与える水分量を減らすことで、甘味のある美味しいメロンになるのです。




支柱立て


プランターでスイカ栽培する時は支柱を立てようプランターでメロンを育てる時は支柱立て(あんどん式)を行いましょう。

植え付けた後の早い段階で支柱を立てると弦を傷める心配がありません。

ホットキャップに苗が当たるようになった頃が支柱立てのタイミングです。ホットキャップを外して支柱を立てて子弦を誘引してやりましょう。




メロンの整枝


メロンの整枝方法は?植え付け後に本葉が5~6枚になった頃に親弦の摘心を行います。

メロンの雌花は子弦や孫弦に沢山咲くので、本葉を数えて7枚目のすぐ下で親弦の先端を指でつまんで摘心してしまいましょう。

その後は生育の良い子弦を、プランターの場合は2本、露地栽培の場合は4本残して以降に出てくる子弦は全て摘み取ってしまいます。




メロンの摘心


摘心の正しいやり方メロンは孫弦に咲く雌花に着果させるので、子弦は葉が15~16枚になった頃に先端を摘心してしまいます。

子弦の先端を摘心することで孫弦の発生を促すことが出来ます。

孫弦はそのまま伸ばさずに、着果を確認したら葉を2~3枚残して先端を摘心してしまいましょう。孫弦に付ける果実を1つに調整することでより美味しいメロンを収穫できます。

子弦1本に対して最大で3個程度の果実を実らせることが出来ますが、個数を減らすほど品質(味)は良くなります。育てる土壌の状態を見極めて品質が落ちない程度の個数を適切に実らせることが美味しいメロンを育てるポイントです。




 メロンの人工授粉


メロンの雄花の見分け方メロンは雄花の開花状況・温度・天気などの条件が悪いと着果しないので、確実に着果させるために人工受粉を必ず行ってやります。

雄花と雌花の見分け方ですが、雌花の花弁(花びら)の下部は膨らんでいますが、雄花の下部は膨らんでいないのですぐに見分けられます。



メロンの雌花の見分け方 高層階のベランダでメロンを育てる時は、虫の飛来がなく日当たりも悪いので人工受粉は確実に結実させるために重要な作業となります。

授粉させる時間ですが、メロンは花粉の寿命がとても短いので、晴れた日の午前9時までには受粉を済ませてしまいましょう。



メロンの人工授粉の仕方人工授粉は雄花の花弁(花びら)を切り取り花粉を雌花の柱頭にこすりつけて受粉させます。可能であれば別の株同士で受粉させましょう。

受粉後は、受粉日を記入したラベルなどを近くにつるしておけば収穫までの日数管理が楽になります。

一番花が結実しないと株の栄養成長が盛んになり弦ボケの原因になってしまうので、確実に受粉させましょう。




メロンの追肥の頻度と与える量


追肥の量と与える回数は?メロンに与える追肥の回数はプランターの場合は2回行います。1回目は果実を付けた頃で2回目は果実が肥大した頃です。それぞれ化成肥料10gを株元に撒いて周辺の土と混ぜ合わせましょう。

露地栽培の場合は、1回だけ追肥を行います。植え付けから約30日後に畝の肩の部分に化成肥料を30g/1㎡施しましょう。

メロンの追肥は必ず行うのではなく、生育の状態を見て必要であれば行うようにしましょう。過肥過ぎると草勢が強くなり過ぎてしまい果実が栄養不足になることがあります。




 メロンの玉直しと玉の固定


メロンの玉直しと玉の固定方法果実の下にナイロンなどを敷いて傷や害虫から守ってやりましょう。

メロンを露地で育てる時は玉直しを行うことで果実の形が良くなり色付きが大変良くなります。

果実がソフトボール大の大きさになったら、写真の様に色が薄い部分を反対に向けてやります。

プランターの場合は、果実がソフトボール大になったら紐などで果実を支柱から吊り下げて実が下がらないにしっかりと固定します。

また、収穫の7日~10日前に鉢を反対側に回してまんべんなく太陽光を果実に当てることで果実の色むらを直すことが出来ます。




 果実数を調整して甘味のあるメロンにしよう!


果実調整は必要か?メロンの果実は1本の子弦につき最大1個まで、1株に付き3個までが美味しい甘みのある果実を収穫できる個数です。

地力のある畑であれば1株に3個以上実らせても問題ありませんが、プランターの場合は甘味のない味が悪い果実が育つことが多いので摘果を行いましょう。

着果後もわき芽が次々と出てくるのでこまめに取り除くようにしましょう。




メロンの収穫時期


メロンの収穫時期(収穫適期)は?メロンの収穫時期は品種にもよりますが、受粉を行ってから約40~50日が収穫適期となります。弦をハサミなどで切って収穫しましょう。

収穫時期の判断は日付による管理を行うのが一番良いのですが、見た目で収穫適期を判断するコツは、果実の付け根に付いた葉の緑が枯れていて香りのするものを収穫するようにしましょう。

収穫直前の果実は大変デリケートで雨が降っただけでも裂果してしまいます。収穫適期を逃さないように注意しましょう。




メロンの病気対策と害虫対策


メロンは乾燥と高温にはとても強いのですが、高温で多湿が続くと、うどんこ病、つる枯病、つる割病、黒点根腐病、べと病、モザイク病が発生します。各種病気は石灰による酸度矯正や抵抗性台木を利用することである程度は予防できます。


病気の発生を防ぐ為に、土壌の排水を良くして不要な側枝を適切に除去して風通しを良くすることが病気の発生を防ぐコツです。



メロンを栽培する時に発生しやすい害虫はワタアブラムシ、アザミウマ類、ハダニ類、タバココナジラミなどです。害虫の飛来を防ぐ為にシルバーマルチなどが有効です。また、周囲の雑草除去と予防として殺虫剤散布も効果的です。


害虫対策は早期発見すれば被害を最小限に抑えられます。葉の状態をよく観察して、害虫の食害跡を発見したら早めに見つけ出して増える前に処分するようにしましょう。

また害虫が大量に発生してしまった時は無理をせず、これ以上の被害が拡大しないように薬剤の使用も検討しましょう。


     





初心者でも簡単に育てられる果菜類の育て方

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メロンの育てやすい品種


メロンの育てやすい種メロンは難しいイメージがありますが、種からでも苗からでも比較的簡単に育てられる野菜です。

初心者の場合は苗から育てる方が簡単です。苗を購入するときは接ぎ木苗を利用すれば病気の被害を軽減出来ておすすめです。

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