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アシタバ育て方 アシタバ栽培

アシタバの上手な育て方

お家でアシタバを栽培してみませんか?アシタバの育て方と栽培のコツを野菜栽培士が分かりやすく丁寧にレクチャーします。アシタバはプランターでも育てられる簡単野菜!アシタバ栽培にチャレンジしてみましょう!

アシタバの育て方と栽培のコツ

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アシタバは伊豆大島や八丈島に自生するせり科シシウド属の野菜です。漢字で書くと「明日葉」一度植え付けると4~5年収穫が楽しめるお得な葉野菜です。

あまり馴染みのない野菜ですが、葉や茎を切った時に出る薄黄色の汁は「カルコン」や「クマリン」というポリフェノール(フラボノイド)の一種を含んでいて、抗菌・抗酸化作用・血管拡張作用がある栄養価の非常に高い健康野菜です。

種から育てるのは難しいので初心者は苗から育てるのがおすすめ。

新葉を摘んで天ぷらの具や御浸し・汁の具に利用することが出来る、ベランダに植えてあると重宝します。
 
アシタバの育て方目次
育て方のポイント
種まき
苗の植え付け
水やり回数とタイミング
追肥のタイミングと元肥の量
病害虫対策
収穫時期



アシタバの栽培カレンダー

アシタバの種蒔き時期は11月上旬~12月下旬
アシタバの苗の植え付け時期は4月上旬~6月下旬
収穫時期は植え付けから2か月後



アシタバを上手に育てるポイント!

  • 発芽適温は10~20℃、生育適温は15~25℃
  • 土壌適応性は広め、排水性の良い土壌で育てましょう
  • 冬越しさせれば数年に渡って収穫が楽しめる
  • 種蒔き後は直射日光を避け日陰に置く
  • 長期栽培する場合は日当たりの良い場所を選ぶこと
  • 酸性土壌を嫌うので土壌を中和しておく
  • 3年目から花が咲くので採種も可能です
  • 肥料は鶏糞や油粕など化成肥料には弱い



アシタバの品種と選び方

アシタバの品種は青茎系と赤茎系の2種類です。

青茎系は最も市場に出回っている品種、赤茎系は寒さに強く香りが少し強いのが特徴。

アシタバは種も苗もシーズンになるとホームセンターや種苗店で売られています。

種からの栽培は難易度が高いので初心者は苗から育てると良いでしょう。アシタバの種と苗はネットでも簡単に購入出来ます。
 

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アシタバ栽培に適したプランターと土づくり

アシタバを栽培するときのプランターサイズは標準タイプ(60㎝程度)以上のものを使用しましょう。

大型品種のアシタバの場合は、1株ごとに1つの植木鉢を利用して育てるようにしましょう。1つの鉢に苗をたくさん植えると収穫量が減ってしまいます。


アシタバに適した用土アシタバの栽培用土は市販の培養土を利用するのが簡単ですが、自分で作る時は

赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1

それに石灰を用土10ℓ当たり10gと鶏糞を用土10ℓ当たり一握りほど混ぜ合わせます。植え付けの2週間前には土作りを済ませておきましょう。


プランターに入れる用土の量は、ウォータースペースを残して、鉢の8分目程度(淵から2~3㎝)にしておきます。

アシタバは定植又は種を植える約2週間前には土づくりを完了させておきましょう。




アシタバの種撒き

アシタバの発芽率は30~40%と低め、種まき時期は11月初旬から12月下旬です。

発芽までは1~2か月程度かかるので、ハウス内で育苗し、温度(10℃~20℃)と湿度の管理をしっかりと行いましょう。

種は撒く前に一晩水につけると発芽が上手く揃います。種は直播または10㎝のポリポットに撒いて育てます。

好光性種子のため覆土しなくても構いません。直播の場合は直射日光と乾燥、風を防ぐために、もみ殻をかけてやりましょう。

直播する時は50㎝間隔で点まき(発芽率が悪いので1ヶ所あたり5~10粒ほど)とします。

アシタバは成長すると直径が50㎝を超えますので、筋蒔きにすると株間の苗が全て無駄になってしまうので注意。発芽が揃ったら適宜間引きを行い1本立てとしましょう。



アシタバの苗の植え付け方

アシタバの苗の植え付け時期は4月上旬~6月下旬。

日中の気温が10℃を上回ったら植え付けが可能ですが、生育適温は15℃以上なので、十分に気温が上がってから植え付けるようにしましょう。

苗は株間40~50㎝、畝間90㎝、畝高は5~10㎝です。定植すると数年収穫できるので冬越しに適した日当たりの良い場所に植え付けるのがポイント。

苗の根を半日ほど水に浸け茎が2~3㎝ほど隠れるように植え付け株元をしっかりと押さえます。移植が苦手なので根鉢を壊さないように丁寧に植え付けましょう。



水やりの量と与えるタイミング

種を撒いたあと発芽するまでの間は半日から1日おきにたっぷりと水やりを行い、苗から植えた時は定着するまでの1週間は水をたっぷりと与えます。

発芽後・定植後は用土の表面が乾いた時にたっぷりと水やりを行いましょう。水やりの目安は、春と秋は3日に1回程度、冬は7~10日に1回程度。



追肥の量と与えるタイミング

追肥は定植から1か月後(5~6月頃)に、株間にぼかし肥または鶏糞を一掴み与えます。

秋以降、葉が枯れた後は12月~翌年2月にかけて、株元にぼかし肥または鶏糞を一掴み2回ほど施して次の年に備えましょう。

アシタバの病気対策と害虫対策

アシタバは丈夫野菜ですが、病気はウイルス病・疫病・白絹病にかかることがあります。

特にウイルス病は野菜の不治の病です。感染源のアブラムシを見かけたら早期に対策を行いましょう。

アシタバによく発生する害虫の種類はキアゲハの幼虫・アブラムシ・メイガ類です。

中でもキアゲハの幼虫は数日で株を全滅させるほどの害虫です。

栽培地でキアゲハの飛来を見かけた後は株をしっかりと観察して早期に駆除する様にしましょう。


アシタバの収穫の方法とタイミング

アシタバは苗を植え付けから2か月ほどで収穫が始まります。株ごと抜き取るのではなく若い葉を切り取って収穫しましょう。

アシタバは成長が早く葉が次々と育ってきます。

大きくなりすぎた葉は固く香りも癖が強くなるので柔らかい若い葉の時に摘み取るのがポイント。

収穫は秋まで楽しめます。アシタバは2年目以降は花が咲くので10~11月頃に採種が可能。



アシタバ栽培のコツまとめ

アシタバは「踏まれても明日には新葉が出る」と言われるほど丈夫な野菜ですが、発芽率がとても悪く初心者は苗から育てるのが無難です。

アシタバは苗半作、良い苗を植え付けることが栽培の一番のポイント。

採種年の種の発芽率は70%以上と言われています。種からチャレンジする時は苗から育てて採種を行いその種を撒いてみましょう。

採取後の種は数日乾燥させてから撒くようにします。

  





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